第2回コーチングセミナー2010
第2回のメインゲストは、日本ホッケー協会普及委員会で一貫指導体制のモデルとなるホッケーゴールドプランを立ち上げた寺本祐治氏です。ご存知の通り、同氏は山梨学院大学男子ホッケー部の監督であり、今年の日本リーグにおいて初優勝をされました。地元からは、寺本氏と同年代でもあり、前JOCジュニア育成コーチであった遠藤孝氏においで頂きました。
今回は、指導者としての役割やホッケー協会におけるコーチシステムの位置づけを、ホッケーの歴史などを通じて触れて頂きました。前回の高橋氏のトップレベルの現状と比較すると、大きな意味合いで子供の年代から大人までを含めてコーチとは何をする人なのか?を示していただきました。コーチのシステムもよくわかりました。印象的であったのは、「学び方を学ぶ」ということ。寺本氏が師と仰ぐオーストラリアのマイケルクレイグ氏が、日本の選手を見て最初に一番重要なことを示した言葉とのこと。コーチに一方的に言われる受け身の姿勢でなく、自分自身がホッケーをどうやって学んでいくか?コーチがそれをどうやって導いていくのか?そして「何を学ぶか?」が本当に生きてくるというお話でした。このあたりは、いい方は違いますが、高橋氏の言っていることと通じていると感じました。おそらく受講生の皆さんもそう感じられたと思います。コーチとして本当に大事なことななんなのか?寺本さん、遠藤さん、ありがとうございました。
▼第2回コーチングセミナー2010 セミナー様子