8月10日より開催されました北京オリンピックのホッケー競技は、23日男子の決勝、ドイツ対スペインを最後に終了いたしました。女子の優勝はオランダ、男子はドイツと、いずれも現在世界ランキング1位のチームがその実力を発揮し、金メダルを獲得。2大会連続の出場となった「さくらジャパン」は、10 位でした。お疲れ様でした。
　女子では、なんと言っても地元の中国がオリンピックで初めて決勝に進出し、敗れたものの初の銀メダルを獲得しました。オランダとの決勝はスタンドは超満員、大歓声の中、行われました。優勝候補のひとつだったオーストラリアは、中国に得失点差で予選リーグ3位となり、最終的に5位で終了。
　男子では、順当にランキングの上位4チームがセミファイナルに進出。それぞれ激しいゲームとなりましたが、この4月に、岐阜の最終予選で、「さむらいジャパン」を破り、出場国中最後にエントリーしたドイツが結果的に優勝。
　この大会は、女子のレベルアップ（男子と同様の戦術の導入）と、男子ではオフサイドが無くなったルール改正後の戦術が概ね完成されたと思われる大会でした。
　最終順位は以下の通りです。