2010年度勇退選手について

昨シーズン限りで、名古屋フラーテルホッケーチームを勇退される方をご紹介いたします。

古里竜二選手です。

 古里選手は、2002年に明治大学からフラーテルの前身である表示灯ホッケーチームに入部以来、フラーテルのトップフォワードとして活躍されました。その俊足ぶりは見る人を引き付け、ゴールの期待感を大いに演出してくれました。昨シーズンは、同世代の選手たちがチームの方針で退く中、チームに残り最年長としてチームを引っ張ってくれました。その結果、失っていた日本リーグ及び全日本選手権のタイトルを、見事に奪回してくれたことは、皆さんご存じのとおりです。また、さむらいジャパン男子日本代表選手としてワールドカップやオリンピック予選での活躍は記憶に新しいところです。とくに、2008年の北京五輪予選においては、直前に鎖骨の複雑骨折という絶体絶命の状態から、およそ1カ月余りでチームに復帰。残念ながら、決勝戦でドイツに敗戦し五輪出場はならなかったものの、日本チームここにありという存在感を見せてくれました。

 およそ8年間にわたり名古屋フラーテルホッケーチームおよび日本ホッケー界への貢献に心から敬意を表するとともに、古里選手の今後のご活躍を祈念申し、皆様へのご報告とさせていただきます。

名古屋フラーテルホッケーチーム

部長 神戸 勝 


<古里竜二選手からのメッセージ>

 わたくし古里竜二は、一身上の都合により2009年度をもちまして、名古屋フラーテルホッケーチームを勇退致します。表示灯ホッケーチーム、並びに、名古屋フラーテル在籍中におきましては、ファンの皆様方をはじめ、多くの方々に、たくさんの応援を頂きました。深く、深く感謝すると供に、心から御礼申し上げます。
思い返せば、表示灯ホッケーチーム時代から今日までの8年間、多くの人に支えられ幸せなホッケー人生でございました。本当にありがとうございました。
いろいろな思い出が蘇ってきますが、一日一日を全力で過ごしてまいりましたので、悔いはございません。
今後は、ホッケーアスリート人生で培った経験を糧に、第二の人生を力強く進んでいきたいと思っております。
最後に、名古屋フラーテルホッケーチームはもとより、日本ホッケー界の益々の発展を心から願っております。今後とも、名古屋フラーテルホッケーチーム、そして日本ホッケーへの変わらぬご支援とご声援をよろしくお願い致します。

長い間お世話になりまして、ありがとうございました!

古里 竜二