全日本中学生ホッケー選手権大会について

 小学生大会に引き続き、中学生大会にもやってきましたが、こちらもまた、一回り体のサイズが大きくなっており、グランドの広さがだいぶ圧迫されているイメージがありました。中学生には6人制はちょっと小さいかもしれないというのが実感でした。もっと広いところでのびのびとやらせてあげたい、それほど狭く感じるほどスピード感がましていました。
 中学生の大会は、全国各ブロックの予選を経て勝ち抜いた精鋭の集まる大会でした。なんと男子女子ともに32チーム、計64チームが岡山県赤磐市に終結したわけです。会場は二つに分かれて、男子又は女子の試合を3コートずつでこなしていました。参加チーム数は小学生よりも多く、恐ろしい数ですが、小学生と違ってフレンドリーマッチが無い分試合数は少ないようでした。また、現地で聞いた情報によると、今年までは普及の年として男女各32チームとしてきたようですが、来年からは男女各24チームにするという構想だそうです。いずれにしても、この小学生大会と中学生大会は、この日程でやろうとしたら、全国47都道府県の内、おそらく10くらいしか運営できないのではないかと思います。もちろん、すべて人工芝で行うとした場合ですけどね。
 決勝に残るチームは、すでに大人のようなプレーもありました。これも驚きですが、ぜひとも高校生になってもホッケーを続けてほしいと思います。この小中学生の将来の為にも、ホッケーが続けられる環境を作り続ける使命があるとひしひしと感じた次第です。

▼全日本中学生ホッケー選手権大会2010
全日本中学生ホッケー選手権大会2010風景1

全日本中学生ホッケー選手権大会2010風景2