新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

 昨年は、さむらいジャパン(男子日本代表ホッケーチーム)の200日を超える合宿強化活動により、名古屋フラーテルホッケーチームとしての活動が、極端に制限された中でのシーズンとなりました。そんな中、選手たちは果敢にフラーテルチームとして参加する大会に挑みました。その結果、日本リーグのファイナルで山梨学院OCTORBEREAGLSEに不覚を取ったものの、残りの全日本社会人、国民体育大会、全日本選手権大会のタイトルを獲得することができました。これも、いつの時でも声援を送って下さるファンの皆様、スポンサーの皆様、支援者の皆様、法人関係者を含めフラーテルファミリーの日頃からのご支援の賜物であります。クラブを代表して改めて御礼申し上げます。
 さて、今年2011年は、どのような年になるのか?フラーテルは結成以来の4冠を目指して新年8日から活動を開始致します。昨年7月から実質的にチームの指揮をとっている錦織ヘッドコーチも、2年目となります。おそらく、昨年に引き続き代表チームの活動にかなりの時間を取られる形となると思いますが、フラーテルの心を忘れず、活動を進めてくれると思います。また今年も、皆様とご一緒に、確実な一歩を踏みだしたいと思います。
 ホッケー普及プロジェクトの方に目を向けますと、昨年もいろいろな出来事がありました。皆様のご協力のもと、無事活動を継続することができておりますことに、厚く御礼を申し上げる次第でございます。愛知県広域スポーツセンターの提唱する「クロスオーバーモデル」も4年目を迎えます。ジュニアホッケースクールは5つの総合型地域スポーツクラブとの連携に広がりました。また、コーチングセミナーへの熱心な参加により、おそらく二桁の公認指導員が愛知県に誕生します。フラーテル・カップにおいては、トップリーグが11人制への移行を視野に、カップ戦を開催。更なる進化を模索しています。フラーテル・カップ参加の中学生は、昨年に引き続き名古屋国際中学との共同作業の中、全国大会へ連続出場を果たしました。
 昨年よりスタートいたしましたトライアスロンスクールも、少数ながら継続した活動ができています。ことしは、さらに指導スタッフを充実させ、その輪を広げていきたいと考えています。
 自主運営、受益者負担、ギブ&ギブの精神を基本とし、今年も愛知スポーツ倶楽部の活動を展開させていきたいと考えております。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

NPO法人愛知スポーツ倶楽部 理事長
名古屋フラーテルホッケーチーム 部長
神戸 勝